”美味しさ優先有機野菜”(当園)は市場野菜とは目指しているものが違います。
同じスケート競技でも、”速さを競うスピードスケート”と”優雅さやテクニックを競うフィギアスケート”では、目指しているものが全く違うように市場(一般)野菜と”美味しさ優先有機野菜”では目指しているのもが全く違います。
このページは”一般の野菜”と”美味しさ優先有機野菜” の”目指しているもの”の違いについて説明していきます。
一般市場野菜の目指しているもの
いくつかの流通経路をえてお店(スーパーや青果店)に並ぶため、流通で傷みにくく、消費者に美味しそうな印象を与え、初めての消費者にもよく売れなくてはいけません。
スーパーや業者さんにとって利益を上げる商品を提供し喜んでもらい迷惑をかけないようにしなければいけません。
- 農家にとってのお客様はスーパーや間に入る業者さんになります
- 綺麗で立派(見た目が良く美味しそうであること)
- 大きさや形が均一である
- 売り場に数日間並べていても、へたらない。
- お客さまからクレームがでない(虫や土が入ることは異物混入と考える)
一般市場野菜の努力目標
実際は、使いますが減農薬、なるべく農薬の散布回数を減らすことも目標の一つとされています。
一般野菜の畑
畑は、野菜の工場です。人間の手で完全に管理されるべきものだと考えます。目的作物以外の植物や虫は商品に混入するとクレームの対象となるため、全て排除されます。
雑草が生えた畑は、管理できてない畑だと考え綺麗に耕し、草もこまめに除去します。
美味しさ優先有機野菜の目指しているもの
基本的に、消費者(以下お客様)に直接お届けすることにしています。お客様から注文を頂いてから畑に採りにいきますので、輸送に弱い品種でも、美味しければ関係ありません。一回買ってもらえれば良いのではないので、食べてもらって実際美味しいと思ってもらう必要があります。
- 実際に美味しいことが重要
- 新鮮なうちに消費者にお届けする
- 料理するのに手間がかからないような大きさや形
- 多くの人が安心できる野菜
- 農薬、化学肥料は一切使わない
美味しさ優先有機野菜の努力目標
お客さまが不快な思いをしないように、虫の混入を減らすよう努力しますが人の手で限られた時間で行っていますので
0にはならないと思います。ご理解いただけますようお願いいたします。
美味しさ優先有機野菜の畑
オーガニックの考え方に基づき、生態系に配慮した畑です。虫や動物が住んでいます。蜘蛛やカマキリが獲物を狙っているような畑です。
有機物の分解を無駄に促進することは地力の低下につながるため必要最低限しか耕しません。作物を作るのに必要な分だけ草取りをします。
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